北九州市の代表的な子育て支援制度は、「子ども・子育て関連3法」に基づいています。「子ども・子育て関連3法」とは、「子ども・子育て支援法」「認定こども園法の一部を改正する法律」「関係法律の整備等に関する法律(児童福祉法等の改正)」の3つの法律のことです。
代表的な子育て支援制度としては、「子育て世帯への臨時特別給付」が挙げられます。これは、コロナ禍における子育て世帯の支援を目的とした制度です。
対象となるのは18歳以下の児童を養育している世帯で、児童一人につき10万円相当の給付を行うというものです。
また、同じくコロナ禍における低所得世帯への支援措置として、「低所得の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金」があります。
これは、低所得のひとり親・ふたり親子育て世帯を対象とした支援制度で、食費をはじめとする生活費の増加に合わせて、子育て世帯生活支援特別給付金を支給するというものです。
北九州市の補助金・助成金制度としては、「老朽空き家等除却促進事業」があります。この制度は、倒壊や屋根瓦の落下などの危険がある空き家の除却を促進することを目的とした補助金制度です。
補助の対象となるのは、昭和56年5月以前に建築された老朽化した家屋の除却に必要な費用の一部。対象となる家屋は、倒壊の恐れがある、屋根や外壁の落下、飛散の危険があるといった一定の要件を満たしている必要があります。
また、北九州市への移住の促進を目的とした補助金制度として、「住むなら北九州 定住・移住推進事業」も利用可能です。
この制度は、市街から移住する世帯に対して住宅の取得もしくは賃借するための費用の一部を補助するというものです。利用するには、賃貸借契約の締結前に認定申請を行わなければいけないので注意しましょう。
北九州市で保育所の数が多い地域は、門司区、小倉北区、小倉南区となっています。
北九州市が公開している保育所一覧によれば、門司区は18箇所、小倉北区は32箇所、小倉南区は32箇所(2022年3月18日時点)。設置主体は社会福祉法人が主ですが、一部民営化予定の保育所もあります。
北九州市では、市立幼稚園として「小倉幼稚園」「小倉南幼稚園」「八幡東幼稚園」「鷹の巣幼稚園」の4箇所があります。
また、門司区、小倉北区、小倉南区、若松区、八幡東区、八幡西区、戸畑区に私立幼稚園があります。もっとも数が多いのは八幡西区で、合計22箇所です。
北九州市で市立小学校があるのは、門司区、小倉北区、小倉南区、若松区、八幡南区、西区、戸畑区の7区すべてです。もっとも多いのは八幡西区で、合計32箇所の小学校があります(2021年5月1日時点)。
北九州市というと、九州方面の中でも治安が悪いというイメージがあります。そうしたイメージを助長しているのが、毎年報道される成人式の様子でしょう。
派手な衣装に身を包んで騒いでいる若者の様子から、北九州市にはヤンキーや暴走族が多いといったイメージを抱きやすくなっていると思われます。
では、実際の治安はどうなのでしょうか。
「日本☆地域番付」によれば、2009年時点で福岡県内の犯罪発生率ランキングの1位となっているのは福岡市中央区で、犯罪発生率は2.829%、刑法犯認知件数は5048件となっています。
いっぽう北九州市では、北九州市小倉北区が犯罪発生率2.717%、刑法犯認知件数は4,943件で第3位です。しかし、小倉北区を除いたほかの区はおおむね低順位となっており、小倉南区は16位、戸畑区は36位。最下位は北九州若松区で58位となっています。
このことにより、北九州市全体が必ずしも治安が悪いわけではなく、小倉北区以外の区は比較的治安のいい場所もあると言えるでしょう。
とはいえ、犯罪に巻き込まれないためには日頃から対策を心がけておくに越したことはありません。
県や市からのお知らせに日頃から目を通しておき、危険な場所や犯罪発生率が高い場所には近づかない、夜は人通りの少ない道や暗い場所は避けるようにしましょう。
また、各自治体の催しなどにも積極的に参加して、顔見知りを増やしておくのも効果的です。
西鉄・JRともに徒歩圏内で博多天神へのアクセスが良い。 また、車で博多天神まで行っても距離がないので非常に便利。 駅前は商店街やスーパーもあり、賑わいもある。地元の居酒屋さんや定食屋さん、総菜屋さんがあり昭和な感じも残してる。おしゃれなカフェは少ないですが、天神まですぐなので困りません。 駅前に行けばなんでも揃うので住みやすいです。 とても満足しております。
生活圏内に全て必要な物が揃っている。仕事で異動になってもWアクセスの近さから問題ない事が多い。井尻商店街も昔は全くイケてなかったが、最近は美味しいお店がありなかなか気に入っている。
私の住んでいる場所は駅から徒歩20分の町です。徒歩10分圏内にスーパー、ドラッグストア、レンタルビデオショップ等があり、とても便利です。バスも定期的に来るので通勤通学も不自由しません。
同世代の家族が多く、子供の年齢層も自分の子と同じくらいで、近所の子供と一緒に毎日のように遊びに出かけています。また、昔から商店を経営している所が家の近くにあり、日用品などを手軽の購入できてとても便利がいいです。フェリーの出る港や観光名所も区内にあるので、家族と出かける際には便利です。
北九州市の2021年[令和3年] 時点の公示地価は9万0920円/m2で、坪単価は30万0564円/坪となっています。
全国順位は259位、前年からの変動率は+0.66%で上昇傾向。変動率は全国で170位となっています。
同じく2021年の基準地価は平均9万0920円/m2で、坪単価では平均30万0564円/坪。基準地価ランキングは1736市町村中210位で、変動率の順位は1736市町村中163位です。
北九州市全7区の中でもっとも基準地価と坪単価平均が高いのは小倉北区。基準地価は17万5145円/m2、坪単価平均は57万8992円/坪 、変動率は+1.31%です。
逆にもっとも安いのは若松区で、基準地価平均は4万9241円/m2、坪単価平均は16万2780円/坪、変動率は-0.26%となっています。
1983年(昭和58年)から蓄積されてきたデータによれば、公示地価の最高値は1992年の30万4295円/m2、最低値は2016年の最低価格は7万2595円/m2となっており、双方の差は4.19倍です。
基準地価については、最高値は同じく1992年の30万7111円/m2、最低値は2017年の8万2343円/m2となっており、両者のあいだには3.73倍の差があることになります。
2006年から2020年にかけて北九州市で行われた、ビルや家屋を含まない不動産取引の価格を見てみると、公示地価・基準地価の総平均、不動産取引価格(土地のみ)の平均ともに、緩やかに下降しています。
※2021年の平均価格を記載しています。