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合わせて考えたい平屋住宅に求める設計

日本人ならどこか懐かしく感じてしまう平屋。ワンフロアに生活スペースが納まっていて住み良く、終の棲家としても人気です。

平屋は、中庭、ガレージ、メゾネット(中二階建て)バリアフリーなど、暮らしの空間を自由に豊かにデザインできるので、最近では若い世代を中心に平屋の人気が高くなっています。

快適に暮らすためにはさまざまな工夫が必要です。建てた後に後悔しないためにも、それぞれの利点と注意点をしっかりと把握しておきましょう。

平屋住宅で暮らすうえで抑えておきたいポイント

中庭がある平屋

中庭とは、周囲を建物に囲まれた、その中間にある庭をさします。中庭があることで、生活に自然の光と爽やかな風通りを取り込むことができます。

平屋は広ければ広いほど、建物の中心の採光と風通りが悪くなってしまいます。それを両方一気に解決してくれるのが中庭です。

中庭のメリットは採光と風通りだけではなく、プライベートな空間を確保しながら自然の空気を楽しめます。建物の中心に中庭を配置してシンボルツリーを植えることで、家のどこにいても緑楽しめます。

豊かな自然と調和した毎日を過ごすのは素敵ですね。また、外の視線を気にすることなく、布団や洗濯物を干し、休日はバーベキューやビニールプールで遊ぶ。

そんな日常と非日常を味わえます。見上げれば自分たちだけの特別な空。中庭を作ることで、日々の生活が潤うことは間違いないでしょう。

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メゾネットタイプ(中二階)の平屋

中二階とは、一つの住宅の中に階段が設置されていて一階と二階に分かれている状態です。二階建てというよりも、1.5階建てという方が適切かもしれません。実は、ロフトと中二階との違いは、法的に定まっていません。

あえていうとすれば、ロフトは物置などのスペースで、中二階は住居スペースというところです。高低差により開放的な空間を演出できて、平屋での悩みである採光や風通りも確保できます。

同じ空間にいても高低差から視線が重ならないため、一階と二階で各々がパーソナルスペースでくつろぐこともできます。

また、一般的な平屋では中二階を設置することが少ないので、その珍しさからお洒落に感じる人も多いでしょう。

住人のセンスの良さがうかがえる、自慢の住宅になることは間違いないでしょう。

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ガレージがある平屋

ガレージとは車庫、駐車場を意味します。車庫と物件が一体になった住宅がガレージハウスです。実は、ガレージハウスは固定資産税が削減されるというメリットがあります。

固定資産税とは家や土地などの固定資産にかかる税金です。住宅全体の総床面積のうち5分の1を駐車場にした場合、その部分は固定資産税の計算外となります。つまり、固定資産税を削減することができるのです。

ガレージがあることで大事な車やバイクが雨風で傷つくことや、盗難のリスクもぐっと減ります。アウトドア好きの人ならキャンプ用品の倉庫としても使えますし、車を出してバーベキューなどを楽しむこともできます。

海外のドラマや映画を見てガレージハウスに憧れを持つ方も多くいるでしょう。ガレージハウスは、趣味と好奇心を最大限に満たしてくれるといっても過言ではありません。

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バリアフリー対応の平屋

バリアフリー仕様の平屋は階段や段差がありません。そのため、室内の事故で多く見られる転倒や転落といったリスクが軽減されます。

移動負担が減ることで日々のストレスも体の負担も減ります。将来介護が必要になった時や、終の棲家として住む時のことを考えると、バリアフリー対応の平屋は最高です。

部屋から玄関まで広くて行き止まりのない廊下一本というのは、車椅子の方でも移動の負担が最小限で済みます。

また、キッチン、風呂場、トイレなどの水回りを広く設計しておくことも大切です。そうすることで、将来的に介護が必要になった場合に、介助者が介助しやすいのがメリットです。

特に風呂場は、暖房を完備し、床を滑りにくい素材にし、手摺りの設置などの工夫を取り入れることで、ヒートショックや転倒などのリスクを下げることができます。