宮城県仙台市は、子育て世帯を応援するためのプロジェクト「仙台市すこやか子育てプラン2020」を策定しています。
令和2年度から令和6年度にかけて5年間実施される予定で、児童福祉法に基づく「市町村整備 計画」「母子保健計画」「市町村子ども・子育て支援事業計画」を包括した計画が進められます。
すべての子育て世帯を対象としており、地域子ども・子育て支援事業の年次の目標に基づいて、計画的に体制を整える施策を推進しています。
子どもを預けられる場所を需要に応じて供給していくことに力を入れており、令和6年度までに認定子ども園を87園にする目標を掲げています。
今後も、待機児童問題の解消に向けて施策が推進される予定です。
また、現段階でも一時預かりや病児保育、病後児保育、子育て支援ショートステイなど、共働き世帯の生活を支える支援内容が充実しています。
宮城県仙台市では、国保加入者が出産した場合(妊娠4カ月以上)、出産一時金が42万円支給されます
子どもがいる家庭に関しては、児童手当が支給される仕組み。3歳未満の子どもがいる場合は一律1.5万円、3歳~小学生未満は第1子・第2子まで1万円、第3子以降は1.5万円が支給されます。
中学生は一律1万円が支給され、所得制限限度額以上の世帯には一律5,000円が給付される仕組みです。
さらに、仙台市では第3子以降に小学校入学祝金を支給しており、入学児童一人につき3万円を受け取れます。
宮城県仙台市では、ひとり親医療費助成も利用できます。通院時、自己負担額が1,000円を超えた際に超過分を助成してくれるものです。
入院時は、自己負担額が2,000円を超えたときに超過分が助成される仕組み(所得制限の限度額以上・生活保護を受けている方は対象外となります)。
令和2年4月1日時点の情報によると、仙台市にある保育施設数は計397カ所。
定員2万1,144人に対して、入所児童数は20,903人、待機児童数は91人となっています。
今後、共働き世帯にとって暮らしやすい環境となるでしょう。
仙台市の保育施設は青葉区・宮城野区・太白区に集中しており、小学校は青葉区・太白区・泉区に多く見られます。
令和3年10月1時点の情報によると、最も児童預かり施設が多いのは青葉区です。幼稚園が16カ所、保育所が47カ所、認定子ども園が17カ所あります。
太白区は幼稚園が16カ所、保育所が45カ所、認定子ども園が12カ所。泉区は幼稚園が15カ所、保育所が26カ所、認定子ども園が23カ所あります。
そのほか、幼稚園が15カ所、保育所が35カ所、認定子ども園が17カ所ある宮城野区も子育てしやすい環境だと言えるでしょう。
若林区にも、幼稚園が10カ所、保育所が28カ所、認定子ども園が14カ所存在します。
また、市立の小学校数をお探しの方は、青葉区(29校)、泉区(29校)、太白区(28校)、宮城野区(20校)、若林区(14校)あたりがおすすめです。
宮城県警察が令和3年10月末に公表したデータによると、仙台市内で重要犯罪の認知件数が最も多かったのは泉区(43件)でした。次いで青葉区(33件)、宮城野区(22件)となっています。
重要窃盗犯の認知件数に関しては、1番多かったのは青葉区で(129件)、太白区(85件)、宮城野区(80件)が後に続いていました。
青葉区は仙台市の中で最も地価が高いため、ほかのエリアよりも重要窃盗犯のターゲットにされやすいのかもしれません。青葉区に平屋を建てる際は、住宅性能や生活の利便性に加え、セキュリティー面にも重きを置きましょう。
仙台市全体の刑法犯認知件数について、平成20年から平成29年にかけて、16年連続で減少中となっています。平成20年には14000件以上あった犯罪件数が、平成29年には8000件以下にとどまっているのです。このことから、宮城県仙台市の治安は着実に良くなり、子育て世帯も住みやすい環境に変化しているといえます。
東日本大震災直後から、パトカーの巡回が非常に多くなった。サイレンを鳴らさずに住宅地、街中を縦横無尽にパトカーがひっきりなしに通るようになったのは震災前と大きく変わった。タクシーの台数が仙台市内は非常に多く、渋滞緩和のために停まって渋滞しているタクシーを移動させるのもパトカーの仕事。仙台中央警察署が三越の前から五橋のほうに移転してから、繁華街の国分町にデカい交番ができ、治安は良くなったと思う。常に【2人乗り自転車】や【ひったくり犯罪】の防止で街中を警察官数人がうろうろしている。どの住宅地でも地域住民が小学生の安全を守るため、毎日登下校時に防犯パトロールをしている。
子供も生まれ、子育て環境にはすばらしいところです。ひとがやさしいんです。自然と挨拶したり、地域のコミュニティもしっかりあるところです。
街がきれいで、治安が良い。 飲み屋街はあるが集中していて、少し離れれば郊外的な閑静な住宅街が広がっている。 各種買い物も徒歩圏ではやや少ないものの、必要最低限には一通り揃っている。 静かな環境が好きな人には非常に向いていると思う。 また、賃貸物件の家賃が、南北線の北側のほかの駅と比べると非常に安かった。
駅周辺については、適度に発展しているのに、比較的閑静な町で住みやすいと言える。日常で必要となるものは周辺ですべて揃うし、レジャーとしてアウトレットも付近に3か所あり、夏は花火大会もあり、冬はスキー場や温泉街も近くにあるとバランスがいい。車はあったほうが行動範囲は広がるが、無くて居住している人もいる。
国土交通省提供のオープンデータを基に、地価の平均値や変動率を算出しているサイト「土地DATA」の情報によると、宮城県仙台市の地価は、青葉区・宮城野区・若林区・太白区・泉区のいずれも前年よりも上昇しています。
同じ宮城県内の他エリアと比べたとき、仙台市以外は地価が下落傾向にありますが、仙台市は2013年から8年連続で基準地価が上昇しているというから驚きです。
新型コロナウイルスの影響により、商業地・観光地の地価は下がる可能性がありますが、住宅地は依然として需要が高い状態が続いています。
2013年の仙台市の公示地価は13万9,396円/m2でしたが、2021年には23万5,448円/m2まで高騰しているので見逃せません。
仙台市内で最も地価が高いのは、大きな繁華街があり、利便性も高い青葉区です。
2013年の公示地価は25万4915円/m2だったのに対して、2021年12月22日時点の公示地価は56万1,132円/m2まで伸びています。
青葉区の中でも仙台駅周辺の土地はとくに人気が高く、中央1-10-1の公示地価は416万円/m2にものぼります。
地価は駅から離れるほど下がる傾向にあるので、車や自転車などの移動手段がある方は、駅から少し離れた閑静エリアの土地を購入して家を建てるのも一つの手です。